2010年 03月 31日
ナンシー、スタニスラス広場 |
昨日の朝、ストラスブール駅を発って向かったのは、フランスのロレーヌ地方、ナンシー。
3年前に東部TGVが開通するまでは、ストラスブールまではこの街を経由した電車しかありませんでした。それも4時間かかったのだよね。
TGVが開通してからはパリーストラスブール間はナンシーを経由しない線路でノンストップで2時間ちょっとで行けるようになりました。
そして一方、ナンシーにもパリーナンシーをつなぐTGVが開通。
なので、ナンシーへ行く人とストラスブールに行く人は別々のTGVに乗るようになったわけ。
ストラスブールに住んでいる時もパリに住むようなってからも、TGVが開通する前はナンシーに途中下車をちょくちょくしていたのですが、それもできなくなって、今回久しぶりのナンシー訪問になりました。
ナンシーは、18世紀にボーランドから逃れてきたスタニスラス・レスチンスキー皇帝が統治した場所ですが、このスタニスラスさんが大好きだったのが、私も大好きなアルザスのパン、クグロフ。そしてこのスタニスラスさんが、宮廷の菓子職人の代わりに菓子を作ることを命じた女性が作ったのがマドレーヌと言われておりますね。(彼女の名前がマドレーヌだったわけです。でも彼女が発明したお菓子じゃなくて、彼女はおばあちゃんがよく作っていた一般庶民が食べていたお菓子を作っただけらしいけど。)
この食いしん坊(って人のことは言えませんが)の皇帝が作った広場が街のまん中にあります。
その名もスタニスラス広場。
この銅像がスタニスラス皇帝ね。
派手な門と白い石が印象的です。
(本当に、フランスもここまでが「フランス」ですね。。ここから先、東へ進むとすっかり「ドイツ」風になります。)
昨日は、なんとここで友人親子とお昼ご飯を食べました。
リッチな雰囲気ですが、お値段はやっぱりパリよりお安め。
本当にパリと地方とではカフェもレストランも値段が大きく違います。
(ま、その他家賃なんかもすごく違うのですが。)
食事後はやはり広場に面した一角に構えるガラス工芸店DAUMヘ。
このDAUM、130年前にDAUM兄弟によってナンシーに創立された会社。
ナンシーはエミール・ガレを中心にしたナンシー派(エコール・ド・ナンシー)活動した街です。
DAUM兄弟もこのナンシー派に属していました。
DAUM、今はラリックやアビランドと同じグループの傘下に入っているので、このお店にもラリックやアビランドの商品も置かれていますが、2階、3階はガラス工芸品のギャラリーとなっています。
動物やら花やらの大きい作品も沢山ありましたが、私が気に入ったのは、これ。
サボテンをモチーフにしているシリーズ。
このDAUMの窓からみたスタニスラス広場です。
昨日は、あいにくの天気だったし友人のクルマに乗っていたため、ゆっくり街を散歩することはできなかったのだけど、それは又次回としましょう!
というわけで、すごーく駆け足のアルザス・ナンシー訪問でした!!!
3年前に東部TGVが開通するまでは、ストラスブールまではこの街を経由した電車しかありませんでした。それも4時間かかったのだよね。
TGVが開通してからはパリーストラスブール間はナンシーを経由しない線路でノンストップで2時間ちょっとで行けるようになりました。
そして一方、ナンシーにもパリーナンシーをつなぐTGVが開通。
なので、ナンシーへ行く人とストラスブールに行く人は別々のTGVに乗るようになったわけ。
ストラスブールに住んでいる時もパリに住むようなってからも、TGVが開通する前はナンシーに途中下車をちょくちょくしていたのですが、それもできなくなって、今回久しぶりのナンシー訪問になりました。
ナンシーは、18世紀にボーランドから逃れてきたスタニスラス・レスチンスキー皇帝が統治した場所ですが、このスタニスラスさんが大好きだったのが、私も大好きなアルザスのパン、クグロフ。そしてこのスタニスラスさんが、宮廷の菓子職人の代わりに菓子を作ることを命じた女性が作ったのがマドレーヌと言われておりますね。(彼女の名前がマドレーヌだったわけです。でも彼女が発明したお菓子じゃなくて、彼女はおばあちゃんがよく作っていた一般庶民が食べていたお菓子を作っただけらしいけど。)
この食いしん坊(って人のことは言えませんが)の皇帝が作った広場が街のまん中にあります。
その名もスタニスラス広場。
この銅像がスタニスラス皇帝ね。
派手な門と白い石が印象的です。
(本当に、フランスもここまでが「フランス」ですね。。ここから先、東へ進むとすっかり「ドイツ」風になります。)
昨日は、なんとここで友人親子とお昼ご飯を食べました。
リッチな雰囲気ですが、お値段はやっぱりパリよりお安め。
本当にパリと地方とではカフェもレストランも値段が大きく違います。
(ま、その他家賃なんかもすごく違うのですが。)
食事後はやはり広場に面した一角に構えるガラス工芸店DAUMヘ。
このDAUM、130年前にDAUM兄弟によってナンシーに創立された会社。
ナンシーはエミール・ガレを中心にしたナンシー派(エコール・ド・ナンシー)活動した街です。
DAUM兄弟もこのナンシー派に属していました。
DAUM、今はラリックやアビランドと同じグループの傘下に入っているので、このお店にもラリックやアビランドの商品も置かれていますが、2階、3階はガラス工芸品のギャラリーとなっています。
動物やら花やらの大きい作品も沢山ありましたが、私が気に入ったのは、これ。
サボテンをモチーフにしているシリーズ。
このDAUMの窓からみたスタニスラス広場です。
昨日は、あいにくの天気だったし友人のクルマに乗っていたため、ゆっくり街を散歩することはできなかったのだけど、それは又次回としましょう!
というわけで、すごーく駆け足のアルザス・ナンシー訪問でした!!!
by yukikomrt
| 2010-03-31 23:49
| フランスの地方を歩く